異変が起きたら

ヘルニアとは「本来あるべき部位から脱出・突出した状態」を指します。
多くの方がヘルニアというキーワードで腰と安易に思うかもしれませんが、俗にいう脱腸もその1つです。
しかし、腰と連想させるほど医療福祉の現場では腰部椎間板ヘルニアの診断をされる患者様が多くいます。
治療の基本としては手術または保存療法が挙げられます。
根本的な問題を解決するには前者が挙げられ、その際には状態に応じて手術か保存療法か判断されます。
ただ、どちらにしても運動療法というものが鍵を握ると考えます。
理由として、そもそもの原因が姿勢や習慣から起こるからです。
そのため、再発防止・悪化防止として運動療法が重要です。
運動療法では基本的には即効性は低いかもしれませんが、一時的に改善することが本当の意味での早期改善とは言えないのではないでしょうか。

医療福祉の現場にかかわらず、整体や治療院などの様々な施設が混在しています。
西洋医学・東洋医学とそれぞれ互いに歴史や背景がありますが、何が良くて何が悪いのでしょうか。
確かに良くなればなんでも良いのではとも思いますが、前述した早期改善とは早さだけでなくその内容が充実したものがあってのことだと考えます。
近年はエビデンスが重要とされています。
簡単にいうと、その治療が本当に確かなものなのかということです。
多くの研究や学会での発表を経て、より良い治療(考え方)が日々変化しています。
しかし、それに対応してない治療者が多く、間違った情報が存在しています。
また、メディアでも誇張した表現が多く見られ、よく言う個人差というものがまったく配慮されていません。
このままでは間違った情報や治療に振り回せれてしまいます。
そのため、患者様自身も判断できる力が必要とされる時代となっています。